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板ガラスの制作工程

今回は板ガラスの種類とその制作方法のについて調べてみました。

 

ガラスの制作方法は大きく分けて二つあるそうです。

引き上げ法とフロート法。

引き上げ法の方は現在使われておりません。

水飴のような状態のガラスを上に引き上げて生成する方法です。

そのため、完璧に平にすることは難しく、昔の窓のガラスは歪んで見えていたそうです。

この引き上げ法には、日本板硝子が用いていたコルバーン法と、旭硝子が用いていたフルコール法(一つの窯から複数の取り出し口も設けられる事が特徴)が含まれます。

コルバーン法とフルコール法は、現在でも外国で制作しているところがあるそうですが、鏡などに使う場合は「磨き」の制作工程を一段階増やさなければならないそうです。

 

そしてもう一つのフロート法。

現在の板ガラスのほとんどがこの手法で制作されています。

イギリスのピルキトン社で発明された制作方法です。

ガラスの比重が溶解した錫(Sn)より軽いことを利用し、溶解錫の上に水飴状のガラスを流し伸ばしていく方法です。

引き上げ法とは違いある程度床と水平に制作され、上からはバーナーでガラスを溶解させているので、歪みもなくそのまま鏡にも利用可能です。

 

ちなみに、板ガラス制作の歴史は、機械式の円筒法→コルバーン法やフルコール法ピッツバーグ法→フロート法という流れです。

現在のような平らなガラスを制作できるようになるには、多大な苦労があったんでしょうね。

吹きガラスのような美術工芸品の歴史も含めて考えると、ガラスの歴史はとても奥が深いです。

記事内容とリンク先は関係ございません。85

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