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粉ミルクの心得

粉ミルクとしては脱脂粉乳が最も有名ですが、脱脂粉乳は生乳から乳脂肪を除いてから乾燥させたもので、全粉乳と比較して保存性に優れるため工業的にも広く用いられるほか、湯を加えて飲用したりするが、現在では加工乳、加工食品の原料、料理の風味付けに使う方が多く、身近な物では入浴剤の白濁成分としても使用されています。
 
粉ミルクは粉乳(ふんにゅう)とも呼ばれる乳製品の一つで、生乳の水分をほとんど除去して、粉末に加工した食品で、乳はタンパク質、ミネラルなどの栄養価に富む食品であるが、生乳の状態では腐敗が早く、また体積が大きいため移送、保管は非常に困難なため、粉末にすることで保存性、移送性を高めるために製造されます。
 
粉ミルクは赤ちゃん用というイメージが強いが、赤ちゃん用の粉ミルクは正式には「乳児用調製粉乳」といい、主に出生から離乳期までの赤ちゃんの育児用として適するように乳の成分を調整したもので、単に「粉ミルク」というと、この育児用の粉ミルクのイメージが強いですね。
 
粉ミルクの原料は、牛乳を原料とするものがほとんどであるが、ウシ科の水牛、ヤギ、羊などの乳を原料にするものも製造されていて、乳児用調製粉乳の原料としては、牛乳から乳脂肪を取り除いた脱脂粉乳、乳より分離された乳糖、乳精パウダー、乳脂肪よりも母乳に脂肪酸組成を近づけた調整油脂などを主原料に、ビタミン、カルシウム、マグネシウム、カリウム、銅、亜鉛、鉄などのミネラル、母乳オリゴ糖、タウリン、シアル酸、β-カロテン、γ-リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、ヌクレオチドまたはRNA等の核酸関連物質、ポリアミンなど、赤ちゃんの発育や免疫調整に必要な各種栄養素が配合されています。
 
粉ミルクの作り方は、主に乳牛から取った生乳を、ろ過、脱脂、加熱殺菌、成分調整、濃縮、噴霧乾燥、包装、検査などの工程を経て行われるが、噴霧乾燥工程で出来上がった粉乳は粒子径が小さく、水和性が低いため溶けにくいので、この欠点を補い消費者の利便性を高めるため、噴霧乾燥の後、粉乳に僅かな水分を与え粉末同士を顆粒状に結合させることで溶け易くするための造粒(アグロメレーション)という工程が付加される場合も多い。
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