ちいたんの日記

キャノンの写真用紙のサイズは一般的な写真のサイズのほかに、A3やA3ノビ、L判や2L判などがそろえられていて、絹目仕上がりの写真を再現する絹目写真用紙もあり、光沢のある普通の写真用紙とは異なり表面にわずかな凹凸がある。

キャノン 写真用紙とは、インクジェットプリンタで写真画像を印刷するために用いられる、専用の印刷用紙で、一般的な写真用紙には光沢があり、インクの乗りや色つや、耐水性を向上させ、ならびに長期間経過しても色あせにくくする、特殊なコーティング加工が施されているが、中には銀塩写真と同じコート素材を使用しているものもあります。

キャノンの写真用紙のインク需要層の素材は、「プロフェッショナルフォトペーパー」で好評だった「透明感」「立体感」「奥行感」「自然な風合い」を継承するため、インク受容層には「プロフェッショナルフォトペーパー」同様、「アルミナ」が採用されていて、一般的なコーティング材料「シリカ」を使用している「シリカ系インクジェット写真用紙」とくらべ、質感の異なる画質、光沢性、速いインク吸収を実現している。

キャノンの写真用紙のベースペーパーは、多くのインクジェット用写真用紙のベースペーパーが、レジンコート（ＲＣ）紙を採用しているのに対し、先代の「プロフェッショナルフォトペーパー」同様、往年の銀塩写真用紙の主力ベースペーパーであった「バライタ紙」を想起させる風合いのベースペーパーを採用していて、「ＲＣ紙系インクジェット用写真用紙」では実現できない、キヤノン独自の紙系インクジェット用写真用紙特有のコシと風合いを継承しています。

キャノンの写真用紙はインクジェットプリンターで写真を印刷するために用いられますが、フィルムで撮影した写真を焼き付けるのは印画紙で、紙の上に感光材料（乳剤）を塗布したもので、白黒用とカラー用（リバーサルとポジ用の違いも）があり、表面処理してありますから、フィルムの画像を焼き付ける以外の使い方はほとんど出来ません。