ログイン
英会話| 婚活| 北海道専門学校| 東北専門学校| 東海専門学校| 沖縄専門学校| ホームページ制作| 2万円HP制作|

コンデンサーマイクの心得

コンデンサーマイクの有利な特徴として、ダイヤフラムは一般に数μmの厚みしかなく、非常に軽いので、応答が非常に速くクリアな音質に特徴があり、ダイヤフラムの振動を制御しやすい構造の為に、比較的簡単に平坦な周波数特性が得られることである。

コンデンサーマイクの仕組みは、互いに平行な2枚の金属板を近接させるとコンデンサになるので、その一方をダイヤフラム(蒸着などにより金属を貼り付けたプラスチックフィルム、または金属薄膜)に置き換えると、振動に応じて電極間の距離が変わるため、音声信号に比例した静電容量の変化が発生すし、高抵抗を介して電極間に直流電圧をかけると、静電容量の変化をそれに比例した電圧の変化として取り出すことができるというものである。

コンデンサーマイクは増幅回路を含む為、大音量で歪むことがあり、温度や湿度の影響で雑音が発生しやすいなどのデリケートな部分もあるが、技術的に改良を加えてより過酷な条件での使用に耐える製品もでているし、大音量時の歪に対しては、マイク内部で信号を減衰させるスイッチ(Pad)をもったものもある。

コンデンサーマイクの主な用途は音響測定や録音、あるいは各種機器へ組み込むなど小型化が求められる場合で、音楽を高品位で収録する場合に使用されることが多い他、スタジオなどではボーカル、弦楽器、金管楽器にしばしば利用されるが、野外や舞台などPAでの使用では制限を受ける。

コンデンサマイクには、ダイヤフラムに外部から直流電圧をかける方式の他に、ダイヤフラム、背極またはバックチャンバにエレクトレット素子(半永久的に電荷を蓄える高分子化合物)を用いたエレクトレット方式があり、背極にエレクトレット素子をもつものは、ダイヤフラムの材質に制限がないので特性的に有利であり、この方式を用いたスタジオ用マイクロホンも多数存在する。
コメントを書く
 

RSS

RSS1.0 RSS2.0
管理画面へ