ちいたんの日記

日本におけるアイドルの起源は、吉永小百合や浜田光夫であるが、当時はアイドルではなく「青春スター」と呼ばれ、ザ・タイガース、ザ・テンプターズ等のグループ・サウンズブームが巻き起こって行く過程で、徐々に青春スターの呼称は廃れ、アイドルの呼称に変わって行った。

アイドルとは、日本において人気のある芸能人や多方面で活動する歌手、俳優、タレント、声優などを意味し、元来和製英語ではないが、日本独自の存在に変容を遂げていて、一部スポーツ選手など、芸能とは関係ない分野でも「アイドル選手」などと呼ばれることもある。

日本においてアイドルが一大ブームとなった1980年年代は、アイドルが完全に市民権を得た時期であるが、この時期は松田聖子、河合奈保子、中森明菜、小泉今日子、たのきんトリオなどの若年層向けの歌謡ポップスをメインとするアイドル歌手が主流であった。

日本では、当初歌手デビューしないアイドルは皆無であったが、バラドルの登場で必ずしも歌手デビューがアイドルとしての成功ではなくなったことを受け、グラビア中心の活動を行うグラビアアイドルや女優業中心のアイドル女優も続々と生まれている。

アイドルには熱狂的なファンである「オタク」が出来るが、もともと女性アイドルには男性ファンが、男性アイドルには女性ファンが付くものだったが、近年は同性のファンも増えていて、アイドルの活動を支えている反面、種々のトラブルを起こすこともある。

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