ちいたんの日記

フィギュアにはいくつかの種類がありますが、そのうちの1つ、自販機フィギュアは、模型屋や駄菓子屋の店頭に設置された、ガチャポンなどの自動販売機で販売されるフィギュアで、カプセルに単体で封入されていて、かつての素材は「消しゴム」と称された単色のゴム製のもの (怪獣消しゴム、キン消しなど) で、デフォルメされたものが多かったが、近年は彩色済みで硬質の合成樹脂を用いた、細密成型のものが主流である。

フィギュアとは、もともとは英語圏で「人の形を模したもの」を指す一般的な言葉で、趣味の模型や玩具においては人形を意味するが、日本では食玩ブーム以降、ミニチュアの代わりとしてフィギュアという言い方が広まり、必ずしも人物のミニチュアだけではなく、自動車などの乗り物をはじめとして建物、食べ物、植物や動物、昆虫、過去の生き物や空想の世界の物も含まれることがある。

ゲームセンターのクレーンゲームで取れるフィギュアの事をプライズフィギュアと言うが、主流は射出成形によるPVC製のムクで塗装済みの完成品で、一般にノンスケールで、本来は非売品だが、新古品や中古品が買取販売業者やYahoo!オークションなどのインターネットオークションを通じて販売されており、市場を形成している。

アクションフィギュアとは、かつてのフィギュアでは、成形の都合上でのパーツ分割部分のみで可動が可能となるものが多かったのに対し、人間に準じたより多くの関節を自由に動かせるようにしたフィギュアの事を指し、日本では、特に関節の自由度を強調したい製品の場合に、フルアクションフィギュアと呼称することもある。

フィギュアにも海賊版が存在し、その特徴は「塗装が極端にはみ出している、もしくは塗れていない」「全体的に塗装が汚い、塗装の発色がおかしい」「塗料が臭い」「肌の素材の色がおかしい」「素材が安っぽい」「肌がてかっている」「目の描き方がおかしい」「目がずれている」「造形がだるい」「形が歪んでいる」「ポーズがおかしい」「パーティングラインが処理していない」「パッケージや文字が本物と違う」「本体が塗装剥げや色移り防止のためのビニール袋に入っていない」「版権許諾証紙（ホログラム）が貼っていない」「版権許諾証紙が印刷されたものあるいは全く無い」「著作権マークが付いていない」などがある。

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