ちいたんの日記

痔とは、肛門部周辺の静脈が圧迫され、血液の流れが滞ること等によって発生する疾患の総称で、製薬会社のヒサヤ大黒堂が江戸期以来「ぢ」を用いている事や、痔は「血（ち）」が出ることが伴うため、イメージから「ぢ」と誤用される場合が多いが、「痔」のふりがなは本来「じ」である。

痔と間違えやすい病気としては、お尻から出血がある「直腸がん」「直腸炎」、お尻が痛む「肛門ガン」、いぼや脱出が起こる「直腸脱」「尖圭コンジローム」「スキンタッグ」「大腸ポリープ」、お尻に痒みが出る「肛門周囲湿疹」などがある。

痔の治療薬には、粘膜の保護、炎症の抑制作用のある「酸化亜鉛」「酸化ビスマス」「次没食子酸ビスマス」、キズの回復を促進させる「バルサムペルー」「‪‪アラントイン」、局所麻酔成分である「塩酸リドカイン‬」「ベンゾカイン」などがある。

痔を治すための手術の方法には、出血する痔核を注射により硬化させて出血しにくくする硬化療法や、内痔核をゴム輪で締め付けて壊死させる方法、半導体レーザーで内痔核を固める方法、痔核を切り取って傷口を縫い合わせる方法などがあります。

痔の一つである痔ろうとは、直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルができる痔のことで、下痢などによって肛門の組織に細菌が入り込むことで起こるのですが、肛門の周囲が化膿して膿がたまり、はれてズキズキと痛み、時には38～39℃の発熱を伴います。

痔を治す方法を見る