太陽の光の日記

私はアクセサリーを見て歩くのが大好きです。アクセサリーが好きといっても、自分で身に着けるわけではなくあくまで見て回るだけです。今年の８月１２日に東京の原宿で見たピアスはとても変わったデザインのアクセサリーでした。一見すると何のアクセサリーだかわからないのですが、手にとって詳細に観察すると、やっとピアスであることがわかるのです。石炭のような真っ黒い石がメインのデザインとなっていて、怪しく黒光りしています。この石は、後でわかったのですが黒曜石という種類の石で、縄文時代などに弓矢の矢じりとして使用されていて、遺跡などから出土するのだそうです。しかし、この石自体はそれほど珍しいものではないので、高価なものではないのです。さらにこの黒曜石にシルバーが埋め込まれていて、黒い石の中で美しく輝いているのです。その怪しく光り輝く様子は、まるで爬虫類の目のような冷たい光を放っているのです。このピアスは、美しいというよりも、怪しく不思議なイメージを持ったピアスといえるでしょう。