2011年07月11日 20:45:00
テーマ:本
絶対にオススメの良書。面白すぎました。
フェルマーの最終定理とは
3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組み合わせがない
というシンプルな定理ですが、完全に証明されてなくて、これまでの数学者を悩ませていた定理。
なぜこの話が面白いのか。
400年位前に、その名前にもなっているフェルマーという数学に天才的に詳しいおっさんが、
意味深に、この定理の真に驚くべき証明を見つけたという謎の書き込みを残して死んでしまします。
んで、xn + yn = znというシンプルな定理なので、簡単に証明できるだろうと
思ってた数学者が400年間、尽く惨敗。
ところがやっと、少し前に証明されたようです。
この本は、数学が詳しくない私でもすんなり読めました。
難しい数学の話ではなく、数学の歴史という感じの本です。
当時の政治的背景や男女差別、宗教とかが、どうのように数学と関わっていたが分かります。
フェルマーは本当にその定理を400年前に解いていたのか?
ちくしょう。誰にも分かりません。。。
↓ちなみに、この人がフェルマー