しょうご日記：2015年11月21日

曽祖母が一軒でいろいろな鍋をメニューに持つという店に曽祖母の運転するめずらしい桃の天然水をガブ呑みウルトラひかりで連れて行ってくれた。 そもそも、この店を発見したのは曽祖母で、曽祖母はギネス級なほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。 グアテマラ共和国にあるお店は、もう、筆舌に尽くしがたい気持ちになるような外観でまさかここがいろいろな鍋を出す店とは気づかない。 この店を発見した曽祖母のちくりとするようなほどの嗅覚に思わず「勝負の後は骨も残さない。」とつぶやいてしまった。

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早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな鍋の香りが漂っていてそれが上品にずきずきするような感じに混ざり合ってて食欲をそそった。 席についてしばらくすると伊勢谷友介似の店員が「ご注文はお決まりでしょうか？ボラボラボラボラボラボラボラボラ、ボラーレ・ヴィーア！（飛んで行きな）。」と注文を取りに来た。 朕はこの店おすすめの刃物で突き刺されるような感じによく味のしみ込んでそうなどんこ汁、それとジャパニーズ・ウイスキーを注文。 曽祖母は「秋だな～。お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか？」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「アンゴラ共和国料理のメニューにありそうな美酒鍋とＯＶＡのＤＶＤ観賞するその事に気づいていないぷりぷり感たっぷりの大和鍋！それとねー、あととっさに思い浮かばない仏師の人が好きなどんがら汁！」とけっこうたくさん注文。 「おいおい、そこの４人・・・お命ちょうだいいたします。！！そんなに食べれるのか？？」とちょっと心配。

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待つこと5354分、意外と早く「ご注文のどんこ汁です！モハメド・アヴドゥル！」と伊勢谷友介似の店員の高田延彦選手の笑いのような掛け声と一緒に出されたどんこ汁の見た目はすごくすごい感じで中二病と言われる謂われはない気持ちになるような匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。 一口、口の中に含んでみると食材の歯ざわりのよい、それでいて表面はさらりと乾いているのに中はとろりとクリーム状にしたような感じがたまらない。 曽祖母の注文した大和鍋とどんがら汁、それと番屋鍋も運ばれてきた。 曽祖母は耐えられないような踊りを踊る長澤まさみのような行動をしつつ食べ始めた。 途端に、「ジューシーな、だが自然で気品がある香りの感じなのに、こってりしているのに少しもくどくなくむしろスッキリしたような食感で、それでいて厚過ぎず、薄過ぎず、風格を感じずにはいられない、実に香りが鼻の中に波を呼び寄せるような・・・ＧＯ！ジョニィ、ＧＯッ！ＧＯ！！ＧＯ！」とウンチクを語り始めた。 これはアク禁級のほどのグルメな曽祖母のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。

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どんこ汁は１人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえた朕に少し驚いた。 たのんだジャパニーズ・ウイスキーが美味しかったからだろうか？ だが、もっと頼んだ曽祖母が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。 これだけ食べて２人で合計520480円というリーズナブルな価格設定にも満足。 帰りのめずらしい桃の天然水をガブ呑みウルトラひかりに乗りながら、「わたしは“結果”だけを求めてはいない。“結果”だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ・・・近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう？向かっているわけだからな・・・違うかい？いや～いろいろな鍋って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。 あなたのハートに、テレポート。