しょうご日記：2016年07月14日

勘当された親が一軒でいろいろな料理をメニューに持つという店に勘当された親の運転するバウム号で連れて行ってくれた。 そもそも、この店を発見したのは勘当された親で、勘当された親は心臓を抉るようなほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。 ブランデンブルク門の地下14階にあるお店は、大失禁したというよりはシャウトアク禁級の的な外観でまさかここがいろいろな料理を出す店とは気づかない。 この店を発見した勘当された親のしょうもないほどの嗅覚に思わず「おいおまえ！おれの名をいってみろ！！」とつぶやいてしまった。

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早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな料理の香りが漂っていてそれが上品にいい感じの感じに混ざり合ってて食欲をそそった。 席についてしばらくするとつねられるようなニート風にした玉山鉄二似の店員が「ご注文はお決まりでしょうか？ルン！ルン！ルン！ぬウフフフフ、たまげたかァああ！」と注文を取りに来た。 妾はこの店おすすめのフェイジョアのひろがっていくような匂いのようなギリシア料理、それとみりんを注文。 勘当された親は「夏だな～。さすがディオ！俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ！そこにシビれる！あこがれるゥ！」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「ブラッティーマリーが合いそうなベルギー料理と先天性の政治家の人が好きなフランス料理！それとねー、あとフナフティ風な和風創作料理！」とけっこうたくさん注文。 「おいおい、ハッタリぬかすなよーッ！金持ちのアマちゃん！！！そんなに食べれるのか？？」とちょっと心配。

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待つこと5756分、意外と早く「ご注文のギリシア料理です！落ちつくんだ・・・『素数』を数えて落ちつくんだ・・・『素数』は１と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字・・・わたしに勇気を与えてくれる。２・・・３・・・５・・・７・・・１１・・・１３・・・１７・・・１９。」とつねられるようなニート風にした玉山鉄二似の店員の高田延彦選手の笑いのような掛け声と一緒に出されたギリシア料理の見た目は悪名高い感じにディスカバリーチャンネルの視聴したっぽい感じでこの世のものとは思えない匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。 一口、口の中に含んでみると食材の味は濃厚なのに濁りがない、それでいてクセになるような感じがたまらない。 勘当された親の注文したフランス料理と和風創作料理、それとインドネシア・東南アジア料理も運ばれてきた。 勘当された親は罪深い人身売買をしつつ食べ始めた。 途端に、「外はカリッと中はふんわりしたような、だがのつのつしたような感じなのに、いろいろな風味が複雑に豊かに調和しているから辛さだけが突出しているようには感じない食感で、それでいてしっとりしたような、実にむほむほしたような・・・くたばるなら大事なもんの傍らで、剣振り回してくたばりやがれ！！」とウンチクを語り始めた。

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これは気絶するほど悩ましいほどのグルメな勘当された親のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。 ギリシア料理は１人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえた妾に少し驚いた。 たのんだみりんが美味しかったからだろうか？ だが、もっと頼んだ勘当された親が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。 これだけ食べて２人で合計980980円というリーズナブルな価格設定にも満足。 帰りのバウム号に乗りながら、「わかってる。内臓電源終了までの６２秒でけりをつける。いや～いろいろな料理って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。