せめて、国内の注目度が上がってほしいです。
2014年03月03日 15:40:32
先程、テレビニュースを見た友人からメールが来ました。昨年の夏に公開された短編作品集「SHORT PEACE」の一作「九十九」がアカデミー賞を逃した、という内容でした。この「九十九」は「AKIRA」や「スチームボーイ」を手掛けた大友克洋さんが1979年に手掛けた短編漫画「SHORT PEACE」をアニメーションにした連作の一つです。江戸時代に山中で雨宿りの場所を探していた男が、小さな御堂を見つけます。男が一晩の宿にと思って中へ入ると、そこには人に捨てられた道具に魂が宿った「九十九神」が居たのです。そんな道具達を男は次々と修理していくのです。このアニメを手掛けたのは日清のカップヌードルとコラボしたアニメ「FREEDOM」の監督を務めた森田修平という方です。
この作品は映像の完成度が高いのは当然ですが、キャラクターの肌を日本の和紙を貼り合わせて作ったそうなのです。ブルーレイで観ましたが、独特の色合いが作品の摩訶不思議さと相まって非常に面白かったです。なので、アカデミーを逃したと知った時は非常に残念でした。でも、日本では短編が評価される事が少ないので、海外で注目されただけでも嬉しいです。もっと欲をいえば、これがきっかけで評価か注目を集めれば良いのにと思ってます。
コメント