「伊賀ずきん」(著:たなかのか)全五巻
2012年10月28日 22:48:57
この現在「月刊コミックブレイド」で連載中の作家さんのデビュー作です。先日、デッキの修理がショックで現実逃避している際に読み直した漫画です。あらすじは「今は昔の世は戦国」で時代劇に出てくる様なカッコイイ一人前の「伊賀忍者」を目指す少女が、タイトルになっている伊賀忍者の黒いずきんを被って奮闘するコメディです。設定は「戦国」なので、忍者が実在していた時代なのは分かります。しかし、その一文が最初に入るものの基本が「コメディ」なので時代に合わない物が登場する事があります。例えばライターとか着ぐるみとかが出ます。
しかも主人公も忍者より花や小動物が大好きな「乙女チック」ですし、その師匠は「服部半蔵」とありますが三秒で描けそうな大胆すぎるデフォルメです。ライバル設定の「甲賀」のくの一は主人公を「計算で動いている」と敵対視しますし、その相方の青年は動物や小さくて可愛いもの目がないなど忍者らしくない面々ばかりです。そんなギャグ満載の漫画なんですが、ラストが近づくと真面目な話も増えて最終回には驚かされました。これは連載当初から読んでたんですが、この最終回には雑誌掲載時から驚かされました。しかし、この作者が次に連載した作品を読むと作者らしい最終回だったと納得しちゃうんですよね。
しかも主人公も忍者より花や小動物が大好きな「乙女チック」ですし、その師匠は「服部半蔵」とありますが三秒で描けそうな大胆すぎるデフォルメです。ライバル設定の「甲賀」のくの一は主人公を「計算で動いている」と敵対視しますし、その相方の青年は動物や小さくて可愛いもの目がないなど忍者らしくない面々ばかりです。そんなギャグ満載の漫画なんですが、ラストが近づくと真面目な話も増えて最終回には驚かされました。これは連載当初から読んでたんですが、この最終回には雑誌掲載時から驚かされました。しかし、この作者が次に連載した作品を読むと作者らしい最終回だったと納得しちゃうんですよね。
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