学校のホームページを見ていたら、
「6月13日 海洋技術科職業講話」とあったので
先生に連絡とって「参加してもいいですか?」と聞いたら
「どうぞ、どうぞ」と時間と場所を教えてくれました。
視聴覚室へ行く途中で見つけた、部活動新聞。
陸上部もウェイトリフティングもセーリングも
めっちゃ頑張ってます。
この子たちに拍手!!
ちょっと遅れて視聴覚室へ。
既に始まっていました。
今回は2年生3年生対象に行われた職業講話で
講師は全日本船員組合の方を講師に迎え
それぞれの経験や仕事への取り組み方などを
お話されていました。
全日本船員組合沖縄支部 支部長 大崎昭男さん
「沖縄と東京だけが人口が増えています。
人口が増えれば物流も増えます。
沖縄の物流の2%は航空機で残りの98%は船が支えています。
沖縄の物流・航路を守るためにも、君たちは船員に
なって頑張って欲しい。」
全日本船員組合九州関門地方支部 執行部員 柴田哲也さん
「免許を持っていれば就職できると思うな。
もちろん3級、4級海技士の免許を取ることは大事だが、
企業が高卒(新卒)に求めているものはやる気!」
全日本船員組合沖縄支部 支部長 辻奉行さん
「どの船に乗るかではなく、
船乗りとしてどう生きるか、
船の社会の中でどう覚悟を持って生きていくか。
厳しい世界なので勉強に励んで頑張って欲しい。」
日鉄住金物流八幡 船長 大石雅之さん
「私が船に乗りたいと思ったのは
誰よりも色んな所へ行ってみたいと思ったから。
現在はタグボートで大型船を安全に離着岸させる
支援作業をやっているが、これはかなりの技術が必要。
君たちには是非外航に乗って北から南まで
一人で船を走らせることが出来るようになってもらいたい。」
JXオーシャン 船員 奥平哲大君(平成24年沖縄水産高校卒)
「会社に入って2年目ですが、まだまだ怒られることは多いです。
だけど、それは自分を育ててくれようとしている
先輩や上司の愛情だと思えるようになりました。
積極的に自分から分からないことを聞くようになってからは
上司がマンツーマンで教えてくれるようになりました。
今思えば、高校時代にもっと勉強して取れる資格は
取っておけば良かったと後悔しています。
だからみんなには頑張って欲しい。
今心がけていることは
積極的に質問すること、
元気よく挨拶することです。」
生徒達は真剣な表情で聞いていました。
先輩の話を聞きながらメモをとる生徒が結構いました。
私自身、船の仕事を全く知らないので
すごくいい勉強になりました。
次は総合学科の職業講話聞きたいです。