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県高等学校総合文化祭開会式参観のお知らせ

29
October

11月8日(金)

 

文系の生徒のビックイベント

 

沖縄県高等学校総合文化祭の開会式が行われます。

 

 

場所:沖縄市民会館

 

開場:12:00 開会13:00 閉会14:00

 

文系のクラブ活動をしている生徒のインターハイみたいなものです。

 

参加される生徒の保護者の方がいらっしゃいましたら

 

是非、参加してみませんか。

 

参加されたい方はコチラから

 

お申込みください。

 

高文連のサイトも合わせてご覧ください。

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100人警備ゆいまーる隊の出陣式 日程変更のお知らせ

29
October

11月8日(金)午後18:00~19:00まで

 

糸満小学校体育館にて

 

100人警備ゆいまーる隊の出陣式があります。

 

5名の動員要請がありました。

 

どなたか、参加できませんか!!

 

 

参加できる方はこちらから

 

 

 

詳しいことは沖縄水産高校PTA事務まで

 

ご連絡ください。

 

TEL:098-994-3483

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県高等学校広報紙コンクールの結果がきました

24
October

第22回沖縄県高等学校PTA広報紙コンクールが行なわれ

 

その結果が学校へ届きました。

 

県内には高校が65校あるのですが、

 

応募した学校は約半分の31校だったようです。

 

 

■タブロイド版タイプ(5団体)

 

最優秀賞 興南高等学校PTA

 

優秀賞 南部農林高等学校PTA

 

優良賞 南風原高等学校PTA  北谷高等学校PTA  


    北部農林高等学校PTA

 

 

■冊子タイプ(5団体)

 

最優秀賞 沖縄水産高等学校PTA

 

優秀賞 首里高等学校PTA 

 

優良賞 那覇高等学校PTA  那覇国際高等学校PTA   


    海邦高等学校PTA

 

 

 

 

保護者の皆さん、お気づきになりました? 

本校の「羅針盤」が最優秀賞です。

 

やりました。

 

一昨年と去年が優良賞で、今年が最優秀賞です。

 

表彰は11月9日の県高等学校PTA研究大会で行われます。

 

PTA会長には一張羅で参加してもらわなきゃ。

 

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雨の中でも爽やかな挨拶

24
October

台風27号の影響が気になるところですが、

 

23日水曜日の朝はPTAで

 

朝の挨拶運動を行いました。

 

 

 

 

生徒の挨拶に負けじと、保護者も大きな声で

 

「おはようございます!」と声かけ、

 

生徒指導の先生方と一緒に生徒の登校を見守りました。

 

挨拶運動の中で感じたのですが、

 

制服をきちんと着てくる生徒が増えました。

 

まだまだ注意を受ける生徒はいますが、

 

数年前に比べ、だいぶ良くなってきています。

 

学校での指導と、家庭での声かけがうまくいっているのでしょうか。

 

嬉しくなる朝でした。

 

 

 

挨拶運動が終わると

 

数人の役員で沖水祭の為の小物作りです。

 

たまたまお仕事が休みということで

 

お昼前まで作っていました。

 

皆さんお疲れ様でした。

 

 

27日(日)の10:00から、小物作りを

 

1階総合教室(体育館横)で行います。


保護者の皆さん、是非ご参加ください。

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今日は小物作り

20
October

沖水祭の時に小物を作って販売しようと

 

皆で福来ろうを作りました。

 

 

目標は100個

 

 

この人数で、今日で100個は無理だよね。

 

また集まって作ろうということになりました。

 

 

だれか、来てくれないかなー。

 

 

本日の参加者9名でしたー。

 

 


会長、痩せる思いで作ってました。



福来ろうの中には お塩が入っています。


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100人警備ゆいまーる隊へ参加しませんか。

18
October

10月24日(木)午後18:00~19:00まで

 

糸満小学校体育館にて

 

100人警備ゆいまーる隊の出陣式があります。

 

5名の動員要請がありました。

 

どなたか、参加できませんか!!

 

 

参加できる方はこちらから

 

 

 

詳しいことは沖縄水産高校PTA事務まで

 

ご連絡ください。

 

TEL:098-994-3483

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小物作り 場所変更です!

18
October

10月20日の小物作りですが、

 

集合場所の変更がありました。

 

1階総合教室(体育館横)です。

 

皆さん、宜しくお願いします。



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保護者の皆さん、ご協力ください!!

16
October

PTA母親委員会では

 

沖水祭に向けて小物の販売を致します。

 

それでその小物作りを10月20日(日)

 

10:00~12:00の間に行います。

 

100個作る予定なので、参加される方が多ければ

 

多いほど助かります。

 

是非ご参加くださいますよう、

 

宜しくお願いいたします。

 

 

日時:10月20日(日) 10:00~12:00

 

場所:沖縄水産高校

    3振棟3階 福祉系列教室

 

参加しますという方はココからお申込みください。

 

ヨロシク!お願いします!!


先生方の参加も待ってます!!





 

 

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家庭で子供と話し合う前に

14
October

私たち高校生を持つ親は

 

家族を養うために働き、家事と仕事を両立させ、

 

毎日自分の時間を削りながら

 

過ごしています。

 

子供が高校生になったから、親はこう言います。

 

「自分のことは自分で考えてやりないさい」

 

これは凄く当たり前ですよね。

 

身の回りのことは、もう自分で出来て当たり前の年齢に

 

達していると思います。

 

でもよく考えてみてください。

 

彼らはまだ10代で、未成年です。

 

彼らを取り巻く環境は年々変わっています。

 

彼らが成人するまで、私たち親の子育ては終わらないのです。

 

では、親は何を学んで子供に伝えた方がいいのでしょう。

 

 

 

 

そんなヒントを集めてみました。

 

子供たちの未来を育む家庭教育

 

こどもがお酒を飲んではいけない5つの理由(国税庁)

 

家族で考えようサイバー犯罪対策

 

 

いじめについて

 

いじめ解決もやはり親の支えが子供にとっては大きいと分かりました。

 



部活動は学力を向上させます。
ただ、部活動の時間が長すぎては

学力を落とすことも。バランスが大切ですね。

 

静岡南高校

 

部活動で育まれた遂行力を学力向上につなげる

 

 

ぜひ子供たちに部活動を進めてください。 

 

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東京国体でも活躍

14
October

カヌー部の活躍は素晴らしいですね。

 

沖水を卒業して大正大へ行った

 

當銘君も大健闘です。

 

 

東京国体:沖水ペア、最速証明

 

東京国体カヌー:大城・仲宗根組(沖水)が2連覇

 

東京国体カヌー:大仲(沖水)が3位

 

東京国体:カヌー少年、沖水ペアC2準優勝

 

 

 

 

 

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10月の定例会

12
October

広報の吉田です。

 

 

水曜日は定例会でした。

 

各専門委員会の活動報告と

 

9月29日に行われた臨時評議委員会の件で

 

話し合いました。

 

バイクでの事故をきっかけに、

 

深夜徘徊、喫煙、飲酒も含め

 

どうしたら止められるのかを考えていくことになりました。

 

 

それで

 

臨時評議委員会で出た全体集会ですが、

 

やる方向で進んでいます。

 

これは生徒、先生、保護者が集まり

 

話し合う場を持とうということになりました。

 

日程が決まり次第、保護者の皆さんには

 

保護者会便りでお知らせいたします。

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県高等学校PTA大会へ参加しませんか

10
October

11月9日土曜日 浦添市てだこホールで


沖縄県高等学校PTA大会が開催されます。

 

保護者の皆さん、ぜひ一緒に参加しませんか。

 

日時 11月9日土曜日

 

時間 9:00〜17:00

 

場所 浦添市てだこホール


 

参加希望される方はここから

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48人の参加者で対策を話し合う

07
October

 ここ数年、評議委員会は年に1度だけでしたが、

 

9月21日(日)は臨時評議委員会が行われました。

 

沖縄水産高校では今年度2回目の評議委員会です。保護者25人、教師23人が集まりました。

 

校長挨拶、PTA会長あいさつに続き、

 

渡久山副校長から25年度に入ってからの交通事故の状況、

 

生徒指導部の新垣先生からは、指導を受けた子供たちの状況など

 

報告がありました。

 

子供たちを取り巻く環境が年々急速に変わり、 

 

学校の生徒指導だけでは生徒を守れないというところまできています。

 

参加した保護者からは

 

「学校の校則で免許の取得を禁止してほしい」

 

「親では子供を止めることができない」

 

「交通安全指導を増やしてほしい」など声があがりました。

 

教師からは

 

「アルバイト先にも問題があり、高校生の勤務は10時までなのに、

 

勤務が終わったらミーティングといって、高校生を10時を過ぎても帰さない。

 

そういう経営者もいるので保護者も気をつけてほしい。」など

 

 

色んな意見がでましたが、

 

PTA会長が出席者に投げかけた


「PTAとして何ができるか」という部分では

 

意見は出なかったように思います。 


全体集会を持つべきという意見も出たので


学校と調整しながら三役、各委員会の委員長で全体集会の


持ち方を考えていきたいと思います。

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先進校視察報告会

07
October
広報の吉田です。
 
9月21日(土)に高P連主催の県内進学先視察報告会・進路講演会へ

参加してきました。
 
県内先進校視察報告は、那覇高等学校PTA会長の比嘉さん、
 
具志川商業高等学校PTA進路委員長の渡久地さんが行ないました。
 
比嘉さんはKBC学園グループ、県立看護大学、県立芸術大学を視察し、
 
それぞれの特色を紹介。
 
KBC学園は入学と同時に社会へ出る前準備としての心構えや
 
行動ができる学びが素晴らしく、社会が求めている人材育成に
 
力を入れているということ。
 
県立看護大学は優秀な講師陣が揃っていて、近年は県内の入学者が
 
9割を占め、就職率100%であること。
 
県立芸術大学は芸術系のみならず、多様性を持った学生が多く、
 
芸術家のみならず、教員・非常勤講師・一般企業へも
 
多岐多様に進路決定していることなど、
 
詳しく紹介されていました。
 
 
渡久地さんは県立農業大学校と沖縄職業能力開発大学校を紹介。
 
県立農業大学校は入学者の年齢層が幅広く、
 
定年退職者や農業従事者の入学も可能とのこと。
 
1年過程と2年過程があり、園芸や畜産が学べるということ。
 
沖縄職業能力開発大学校では設備が充実しており、何よりも学費が安く、
 
また求人もかなり多いということでした。
 
 
また、進路講演会では㈱ベネッセコーポレーション高校事業部
 
九州・沖縄地区責任者の相武貴志氏の
 
「進学の現状と保護者の役割」というテーマで講演があり、
 
「子供の目標を決めようとする、考えようとする姿勢が大事であり、
 
目標を決めたら、そこから目標を下げないこと。
 
下げるとそこまでしか、頑張らないし勉強しない。
 
保護者は一緒に考えてあげること、話を聞いてあげることが大事。」と
 
話しておられました。
 
今回は沖縄水産高校から私と砂川先生の二人だけの参加でしたが、
 
次回は進路委員会を含め数人で参加したいと思いました。
 
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台風24号接近の為臨時休校

07
October

皆さん、今朝のラジオ聞きましたでしょうか。

 

台風24号接近のため、沖縄県内の小中高は

 

臨時休校になるそうです。

 

この時間、バス・モノレールは運行していますが、

 

 

午前中で運休になる可能性があります。

 

学校は休校です。気象庁台風情報

 

 

 

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遅くなりましたが

06
October

広報の吉田です。

 

8月21日から3日間、高等学校PTA山口大会へ参加しました。

 

 

今回はPTA会長の金城さん、副会長の渡名喜さん、安里さんと4人で参加し、


それぞれ各分科会で勉強してきました。


全体会では下村文部大臣の基調講演がありましたが、


PTAの大会に大臣自ら教育のビジョンを語るというのは


驚きであり、感動でもありました。

 

私が参加した特別第2分科会は

 

「高校再編とPTA」をテーマに

 

山口県立大津緑洋高等学校PTA、岩手県立大船渡東高等学校PTA、


福井県立奥越明成高等学校PTA、北海道札幌拓北高等学校PTAの

 

4校の発表がありました。

 

各高校の発表者が学校統合の祭にPTAとして何ができるか、


模索しながら学校に関わってきたと発表。


学校統合をマスコミの発表で知ったという学校もあり、


不満を抱えながら、しかし子供達の為に出来ることを

 

考えながら、統合を進めて行ったことなども

 

切々と話していました。

 

コーディネーターの相原次男氏(宇部フロンティア大学教授)は

 

「高校再編はその時代に合わせたもので、絶対必要」と説明していましたが、

 

確かにそうだと思います。

 

しかしその地方の産業に必要な人材を育てる為の


教育機関は絶対必要だと思います。


地方産業のニーズや時代に合った新しい分野を学ぶための


高校再編であれば問題ないのではないでしょうか。

 

地方の行政と教育機関が同じベクトルを持っていなければ、

 

地方産業の衰退にも繋がりかねない、

 

そんな危機感を感じた全国大会でした。 


 

 

 

 

第63回全国高等学校PTA連合会大会山口大会

 

山口大会のイメージムービーがありましたのでリンクしました。

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家庭教育のヒントになれば

05
October

広報の吉田です。

以前、早稲田大学人間科学学術院、

医学博士の前橋 明教授に取材を申込み

高P通信に掲載した内容を紹介します。

 

 

 

学力低下の原因は生活リズムの中にある!?

 

 学力向上を目指して小学校から様々な取り組みを

行ってきた沖縄県ですが、二〇一二年八月に新聞で

発表された学力テストでは全国最下位という結果でした。

 

その責任は実は私たち大人にあるのかもしれません。

単純に勉強時間を増やすだけで、

子どもの学力は伸びるのでしょうか。

私たちは他に要因があることをずっと見逃してきている

ことに気づかなければいけません。

 

 

 

 

「毎日だるい」はいつから?

 

高校生の子どもをもつ私たち保護者や

指導する先生方の心配ごとの一つに、

子ども達の進路があります。

大学へ進学し、自分が目指したいものを見つけて

一心不乱に頑張って欲しいと誰もが願っているでしょう。

 

 しかし、どのくらいの子ども達が充実した高校生活を

送っているでしょうか。

「午前中は眠くて授業に集中できない」

「学校では毎日だるい」「学校が終わると元気になってくる」

「夜は0時を回っても眠くならない」

そんな子ども達がたくさんいるのではないでしょうか。

そんな状態で高校3年間を過ごすと進学や就職はどうなるのでしょうか。

 

 

 では、子ども達はいつからそんな状態になったのでしょう。

高校へ進学してからなのか、それともそれ以前の

小学校時代からそうだったのか、思い出してみてください。

 

 

 

沖縄県の子どもは幼少期から生活リズムが狂い始めている。

 

 長年、子どもの健康福祉学、幼児体育、福祉教育の研究に携わり、

幼少児の健康・生活実態調査を全国的に展開している、

早稲田大学人間科学学術院、医学博士の前橋 明教授は

年に数回沖縄に訪れ、県や市町村主催の講演会等で

「子どもの心とからだが危ない」と訴えています。

 夜9時を過ぎてもショッピングモールやスーパー、居酒屋、

カラオケ店、レストランやファーストフード店等に

子連れで訪れる大人の多さに危機感を感じ、前橋先生は

警鐘を鳴らしています。

 幼児の寝る時刻を調査したところ、福島県、秋田県では

夜10時以降の就寝は10%以下という結果に対し、

大阪府、高知県、沖縄県では50%を超えています。

 

 また、外で体を動かして遊ぶ時間も減り、

幼少期のころからテレビを見たりゲームをしたりする時間が

長くなってきていること、車での通学が増え徒歩で

学校へ行く機会も奪われる等、運動する時間も減っていることも、

前橋先生の調査で分かってきました。

子どもの寝る時間と運動、学力はどう関係しているのか、

前橋先生のお話を詳しくまとめて紹介していきます。



 

数値で示さないと伝わらない

 

 子ども達の学力や体力の低下を防ぐためには、

生活習慣を整え、良い生活リズムを繰り返すことが大切です。

そのためには

①睡眠と食事に家庭の協力が必要。

②運動の実践には学校の協力が必要。

要するに家庭と学校がスクラムを組んで

健全育成に取り組まなければなりません。

 

 しかし、私たちは子どもが保育園や幼稚園に通う頃から

「早寝、早起き、朝ごはん」の標語を良く耳にしてきましたが、

それが学力とどう関わってくるのか、子どものからだに

どのような効果が表れるのか、

詳しく知ることはなかったように思います。

前橋先生は、その裏付けをとるための調査をし、

数字で分かりやすく紹介しています。

中学2年生218名を調査対象として就寝時刻別に

9教科の評定点数の合計を比較したグラフで説明しています。

 

 

 

 

生活習慣と学力との関係

 

 就寝時刻別にみた9教科の評定では23時から0時前に

寝た子が成績が良いようです。

一夜漬けや徹夜で頑張っても成績はさほど

伸びないことが分かります。

また、睡眠時間が7~9時間未満の子は成績が良く、

それより短すぎても長すぎても学力に期待がもてない

傾向があることも分かりました。

 
 
 
次のグラフは生活と体力・学力との関係を示したものです。
 
〈朝食と学力〉
朝食と学力
●朝食を毎日食べている生徒は、食べていない生徒より評定が高い。
 
 
 
 
 
〈夕食と学力〉
夕食と学力
●毎日夕食を食べている生徒は、食べていない生徒より評定が高い。
 
 
 
 
 
〈部活動と学力〉
部活動と学力
●日中に心とからだを動かす活動の機会が適度にある生徒は、
部活動をしていない生徒より評定が高い。
 
 これらの結果から、食事(栄養)・運動・睡眠(休養)、
つまり生活習慣とそのリズムの重要性を私たち保護者が、
しっかり認識することが大切ではないでしょうか。
次は生活リズムが乱れる原因についてまとめていきます。
 
 
 
睡眠リズムが乱れると、どのような悪い連鎖が起こるのか?
①就寝の遅れ・短時間睡眠 (睡眠リズムの乱れ)
②朝食の欠食 (摂食リズムの崩れ) 
③午前中の活動力低下・運動量の減少 (体力の低下)
④自律神経の機能の低下 (昼夜の体温リズムの乱れ)
前橋先生はこの4つの流れを挙げています。
体温リズムとホルモンの分泌
 まず、体温を下げて眠らせてくれる脳内に分泌されるホルモン、
メラトニンの出る時間帯がずれてきます。
そして、体温を上げ、からだや脳を目覚めさせてくれる
β-エンドルフィンやコルチゾールが分泌される時間もずれ、
お昼を過ぎた頃から脳が目覚めてきます。
夜になると元気になりエネルギーをもて余し、
夜に街に出るという行動に出てしまいます。
早朝から午前中にかけては、脳温を下げて眠っているので、
学校には行けません。
行っても、午前中の学校の授業では眠く、だるくなります。
教師がいくら解りやすい授業をしても無駄になってしまいます。

 こんな状態が続けば、子どもは学校の授業は分からない、
午前中はだるくて眠くて疲れているので友達と楽しく過ごせない、
学校がつまらなくなって不登校・ひきこもりの原因に
なってしまうことを示唆していました。
 
 

睡眠リズムが乱れると
■朝食の欠食(摂食リズムが崩れる) 
■午前中の活動力低下・運動量の減少
 (体力が弱まる) 
■自律神経の機能の低下
 (昼夜の体温リズムが乱れる)
■ホルモン分泌の乱れ
■体調不良
 (精神不安定に陥りやすい)
■学力低下・体力低下・不登校・暴力行為
 
 前橋先生は、「自律神経は生きる力そのもの」
「自ら考え、自ら主体的に行動する、そういう子どもを育てたい。
しかし、自律神経がしっかりしていないと、
そういう子どもが育つことはできない。」と訴えています。
 
 
1点突破 全面改善のための知恵
 では、どうやってこの状態から抜けたらいいのでしょうか。
前橋先生は次の4点を掲げています。

■生活は1日のサイクルでつながっているので、
生活習慣(生活時間)の1つが悪くなると、他の生活時間も
どんどん崩れていきます。
逆に生活の節目の1つが改善できると、
他のことも良くなっていくというロマンがあります。

■朝の光刺激と運動での切り込みは有効

■諦めないで問題改善の目標をひとつに絞り、
ひとつずつ改善に向けて取り組んでいこう。必ず良くなっていく。

■科学的にデータを用いて重要性を伝える。
(理論武装してのぞむことが重要)
 
 いきなり全部をやろうとすると失敗してしまいます。
何かひとつだけを変えることで突破していけるそうです。
 
 
食べて 動いて よく寝よう!!
要は、
心・ふれあいを育てるためには、家庭における、「食」を、
自律神経を鍛え、生きる力を育むためには、「運動」を
キレないで、精神を安定させるためには、「睡眠」を、
大切にしなければならないのです。
 
 
 
高校生にむけてのアドバイス 
 特に私たち高校生をもつ保護者が知って
おかねばならないことは、「早寝・早起き・朝ごはん」に
「運動」を加えること。
そして、夜型になっている生活リズムの時間帯を
昼にスライドしていくことが重要だということです。
 
 運動する時間を昼に移動することでリズムが変わってきます。
もちろん、部活動を勧めることも有効です。
体育系でなければいけないということではありません。
文化系の部活でもいいのです。注意しなければいけないのは、
からだや脳を活発に動かし、
その満足感のピークを夜にしないことです。

 そして、体育系の部活動では練習の効率を上げる工夫も必要です。
長い時間練習することで、子ども達の帰宅時間を
遅くしては生活リズムの改善は到底できません。
短い時間で効果が得られる練習方法を日本体育協会が行う
講習や研修等で習得し、指導に活かすもの良いのではないでしょうか。

 以前、前橋先生の講演の後、直接、先生とお話できる機会を
いただき、高校生の子どもをもつ私たち親が1点突破をするなら、
どの方法が有効か聞いてみたところ、
「光刺激はとても有効です。朝起こす際に窓のカーテンを開け、
太陽の光を浴びせる。
もしベッドが窓から離れているところにあるなら、
窓の近くに移動させ、毎朝、太陽の光を入れてあげること、
そこから始めてみてください。
光の明暗環境はとても大事です。」と教えてくださいました。
 
 
高校生の感想
 昨年12月に糸満高校で前橋先生の講演会が行われました。
会場である視聴覚室は百名近い生徒で埋め尽くされていました。
前橋先生の「学習効率を高めること、良い学びをするために
生活を整える」という具体的な説明に生徒たちは
集中して聞き入り、一生懸命メモを取っていました。
 
 
 いくつかの説明内容と生徒の感想を紹介します。
 
●疲れている時にハードな練習をしても 良いフォームは身につかないし、技術の 向上にもつながらない。スカッとしてい る時に技術練習をすること。
●成長期に疲れる経験をすることは大事 だが、寝たら回復するくらいの疲れでな いとダメ。疲れが取れないのであれば、 体力に見合わない運動ということになる。 オーバートレーニングでは体力や技術 は向上しない。
●自律神経こそ生きる力、自律神経を鍛えよう。
《1年生 女子》
 
 
 食・運動・睡眠がとても大切だということが分かった。学力を上げるために、きちんとした生活リズムが大切。
《1年生 男子》
 
 
 前橋先生の話を聞いて自分のこれからの生活について見直すことができた。
《2年生 女子》
 
 
 保育に興味があったので、今日、講演を聞けて良かったです。また、今後のためになることも聞けたので、早速、今夜から早寝早起きを実践します。
《2年生 男子》
 
 
 睡眠はやっぱり大切だと思った。人との付き合いは精神面でも体力面でも成長することが分かった。
《3年生 女子》
 
 
 人とのかかわり、勉強、運動で自律神経を鍛えようと思いました。生活リズムを良くすることで、日々の生活を豊かにしたいです。睡眠が足りないと感じるので、もっときちんと睡眠をとろうと思いました。
《3年生 男子》
 
 
 何事においても向上させたいと思うなら、しっかりと睡眠をとり、朝ごはんを食べ、プラス運動が必要だと分かった。自分は教師を目指しているので、今日の講演はとてもためになりました。
 
 
 
負の連鎖を断ち切ろう
 今回は、前橋先生の講演で自分の生活リズムを見直すことに
つながった高校生がたくさんいました。
それをフォローしていく私たち親も、また同じような
意識をもっていなければ改善していくことは難しいと思います。
 現在、沖縄県は肥満児傾向の子どもの出現率が高くなっています。
親である私たち大人も車社会に慣れてしまい、
運動する機会を自ら作り出すことが少なくなってきています。
家庭の中で大人もいっしょに生活リズムを整えていくという
意識がなければ、「長寿県沖縄」の復活も難しいのではないでしょうか。
 
 沖縄県警の発表では平成21年度、
不良行為で補導された少年は三万四千人。
うち深夜徘徊で補導された少年は二万五百五十四人。
これに深夜の飲酒や喫煙等で補導された少年を加えると
二万五千六十五人となり、実に全体の74%を占めています。
 沖縄県の少年非行の特徴として、子ども達自身が
深夜徘徊に対してあまり罪悪感を感じておらず、
徐々にエスカレートし、重大な犯罪に至るケースが
多くなっているとありました。
 深夜に居酒屋やコンビニ、ファーストフード店、
スーパー、レンタルビデオショップ、ゲームセンター、
カラオケ、ショッピングモール等、様々な場面で
親子連れを見かけます。
そのような生活習慣が「大人といっしょであれば大丈夫」
「皆やっているから当たり前」
「これが普通だ」という意識につながり、
大人も子どもも深夜徘徊に対してのハードルが低い状況だと言えます。
 まず、私達大人が社会人としてのモデルであることを自覚し、
生活リズムを見直さなければなりません。
 いつかは私たちの子どもも結婚し、
親となる日が来るでしょう。
その時に子ども達にも正しい生活リズムが健康な心とからだ、
そして、学力を向上させるという知識が身についていなければ、
負の連鎖はいつまでも続いてしまいます。
 学校と各家庭とで子どもの生活リズムがいかに大切であるか、
今後のPTAの取り組みの中で浸透させていく必要があるように思います。
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